2008年8月14日木曜日

直ちゃんの初盆

今日は初盆。

昼間にバーベキューグリルで七夕の笹を燃やして、
「ここに戻ってくるんだぞ!」って言ってた。
たぶん、その時に家に戻ってきた気がする。

でも、夕方、お骨を預けているお寺に提灯を持って、
直ちゃんを迎えに行った。
お寺に入って、本尊にご挨拶をして、
直ちゃんのところで提灯に火をともして、
「この提灯に入るんだよ」って言って
持ち帰ってきた。

これまでの生涯で「お盆」の意味を真剣に考えることなんか
なかったけど、今年は違う。
直ちゃんが帰ってきてる気配がする。

「四十九日で送ったばっか」とも思っていた友人なんかも
多かったけど、迎え火をして、家を掃除して、
大好きだったごちそうを作って・・・。
友人たちでも気配を察する。

心が落ち着くところまではとても到達してないけど、
やっぱり日本人が昔から大事にしていたことには
意味がある・・・。

直ちゃん、やっぱ、我が家が一番だよね。
でも、3日間しかいられないから、思う存分
楽しんで帰るんだよ。

2008年8月6日水曜日

直ちゃんの四十九日

直ちゃん、


昨日、家の前の海のコトリ浜から直ちゃんのお骨の一部を撒いたんだよ。
大好きだった里の曙、
順子のマグナムワイン、
スモモ、
巨峰、
お米、
お塩  をお花と一緒に・・・。












お墓はまだだけど、もう大丈夫だよね?

ちゃんと無事に天国に辿り着いたよね?

2008年8月4日月曜日

直ちゃんの48日目

東京でのお別れ会が終わって島に戻ってきた後のこと。

さっちゃんから電話があって
「直ちゃんはお墓は島がいいって言ってるよ。」って教えてくれた。
さっちゃんは霊感が強いから、毎日直ちゃんと話してるんだって。
直ちゃん、ごめんね。私は全く霊感がないらしい。

でもね、やっぱ、ここにいると、何となく直ちゃんを感じるんだよね。

東京で買ってきた仏壇も届いて、
今は直ちゃんは居間の中心に塗の位牌と遺影のところにいる。


直ちゃん、
今日はなっちゃんと直ちゃんのお骨をお寺に預けてくるね。
だって、明日は直ちゃんの四十九日。
いつまでもお骨がここにあったら、天国に旅立てないもんね。

明日の四十九日は、直ちゃんのお骨の一部を海に散骨するから
潮に乗って、好きな所に行って、ちゃんと天国に向かうんだよ。