2008年7月14日月曜日

今日で引っ越して1年なんだよ

直ちゃん

台風の中、去年東京から引っ越してきたね。
日差しはあの時と同じだよ。

直ちゃんが亡くなって、しばらくしてからショック症状が出て
ずっとは地獄のような日々だったんだよ。

だって、「あの時ああしていればよかった・・・」とか
「もっと優しくしていればよかった・・・」とか
後悔したらきりがないくらい、
沢山の直ちゃんへの思いに押し潰されそうだったから。

亡くなったであろう時刻に直ちゃんの大好きだった
焼酎をあげて、焼香をして、それから日が沈むまで
庭に出て、直ちゃんと話をしても・・・
何も起こらない・・・。

言い表せないような感情がこみ上げて来て止まらなくなる。

でも、多くの人が心配してくれ、顔を見に来てくれてるから、
安心してね。


それと、

こんな切ない、何とも言いようがない気持ちは誰とも分かち合えないし、
そうすべきでないこともよく分かったよ。

直ちゃんの大好きだったSちゃんも悲しんでくれてて、
何度か電話をもらったよ。

「悲しみの深さって、誰とも共有できないんだよ。
自分の心が落ち着くまで耐えるしかないんだよ。

でもね、毎日、少しずつ直ちゃんがこの自然の中に溶けていってる気がする。
だから、私たちが悲しみに浸りきってたら、この世に未練ができて、
四十九日までに天国に行けなくなっちゃうよ。

だから、一緒に直ちゃんの冥福を祈ろうね」って言ったんだ。


直ちゃん、間違ってないよね?
この押し潰されそうな気持ちをなだめてくれるのも
まだ直ちゃんの仕事だよ。

0 件のコメント: